鳴神山とカッコソウ

 昨日、今年初の山歩きで鳴神山に行ってきました。もちろんカッコソウに会いに行くためです。群馬にいながらこれまで1度も訪れていないのは植物好きの群馬県人として恥ずかしいと思ったからです。下界は風が吹き荒れていたのですが山では不思議なことに風を感じませんでした。

 「大滝登山口」、8時33分に鳥居をくぐり山歩きが始まりました。
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 「大滝」、10分も歩くと大滝が現れます。
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 「大滝前の石宮」、ここは神社への参道の一部です。
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 「杉林の登山道」、森林浴が気持ち良いです。
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 「ガレ場の登山道」、石はそれほど大きくないので歩きにくくはないです。
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 「水場」、9時32分ここまで上がってきました。
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 「雷神嶽神社」、10時2分、ここまで来れば山頂は近いです。この近くのカッコソウはまだほとんどがつぼみでした。
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 「鳴神山山頂」、10時19分でした。神社前から「鳴神山を愛する会」の方に案内していただきました。360度の展望で筑波山も良く見えていました。
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 「山頂の標識」、標高は980mで登山口との標高差は500mです。この女性が椚田のカッコソウを案内してくれました。
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 「富士山」、この日は富士山が良く見えました。
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 「武尊山」、雪の山です。
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 「赤城山」、私のホームグランドです。
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 「椚田峠下のカッコソウ」、御嶽神社下の移植地はまだ2株しか咲いていませんでしたがこちらは100株以上咲いていました。
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 カッコソウはサクラソウ科 サクラソウ属の植物で地球上で鳴神山系だけに生育している. 日本固有の植物 です。デジカメの特性で花の色がうまく出ていません。実際はもっと濃い色です。
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 地元の人は昔、この花を「嶽さまのサクラソウ」と呼んでいたようで貴重なものだとは思っていなかったそうです。正式な名前も知らなかったと言います。 
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 盗掘などにより絶滅寸前までいったのですが今は厳重に保護されていますが昨年も40株ほど盗掘されたそうです。
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 この花は強い光線を嫌うので杉やヒノキの林床に植えられています。
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 四国にはこの花の変種と言われるシコクカッコソウが存在します。
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 こんな立て看板がありました。「種の保存法」で採取や譲渡は禁止されており、違反すると1年以下の懲役か100万円以下の罰金です。
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 「コツナギ橋登山口」、12時8分にここまで下りてきました。
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 「大滝登山口」、12時26分に出発地に戻ってきました。車はもう少し下の道路脇に駐車しました。
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 全行程はおよそ3時間50分でした。例によって1度も腰を下ろして休むことはありませんでした。休む時も立ったままです。花があれば立ち止まります。一人の気ままな山歩きです。カッコソウ以外の花は明日掲載いたします。
 鳴神山を愛する会のメンバーは20名ほどいるそうですが数名の人に出会い案内と話を聞くことが出来ました。感謝申し上げます。

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この記事へのコメント

2013年05月09日 09:44
カッコウソウ、鳴雷山にしかない植物なんですね、素敵なピンクのカッコウソウです。保護されて増えて行けば良いですね。来年は見に行きましょう(笑)。先日JA花木センターで白いシコクカッコウソウを見ました。
2013年05月09日 10:52
信徳さん、カッコソウは世界で鳴神山系にだけ分布する植物です。ただし紹介したのは人間の手で移植されたもので本当の自生地はごく一部の人しか知られていません。盗掘にあったのはそこのものです。
 シコクカッコソウは園芸店で容易に購入できます。花の色も何色かありますね。
2013年05月09日 10:59
鳴神山へ出かけられたのですね。
私としては、まさかカッコソウがまだ残っているなんて想像もできませんでしたのでとても嬉しくて興奮してしまいます。
まだ咲き始めの所もあるようですが、私の日程が来週の土曜日まで詰まっておりすぐに出かけられませんが、ぜひ行ってみたいと思っています。
この貴重な自然の宝をぜひ守って欲しいですね。
それにしても盗掘をする者が未だにいるということに愕然とし、悲しくなりますね。。。
2013年05月09日 12:10
佐久良さん、鳴神山は桐生の市街地からおよそ11㎞北にあります。登山口は大滝登山口、コツナギ橋登山口、駒形登山口、赤柴登山口の4つのコースがあります。今回の大滝登山口には駐車場がありません。最近は駒形登山口から登る人が多いということです。
 椚田峠下のカッコソウは見ごろを迎えていました。2日前は20~30株の開花だったそうですから一気に咲きだしたようです。今年は1週間ほど開花が早かったとのことです。
鳴神山愛する会
2013年05月09日 13:32
ブログ見つけました( ^^)同行した者です。花の知識と愛情の溢れた華やかなブログにびっくりしました。花初心者の私にとって、楽しい一時でした。鳴神山を愛する会の方は皆さんフレンドリーなので、是非又いらっしゃって下さい( ^^)
2013年05月09日 14:57
鳴神山愛する会さん、コメントありがとうございました。さらに足が完治していないのに案内をしていただき心より感謝申し上げます。おかげさまで私も楽しいひと時を過ごさせていただきました。メンバーの方にもよろしくお伝えください。
2013年05月09日 21:04
こんばんは
カッコソウ 希少植物ですね、素朴な秘められた美しさがありますね。
いつまでも咲き続けてほしいですね。
2013年05月09日 22:03
shuuterさん、カッコソウは、180万年前から始まった第4紀の氷河時代を生き延びた日本固有種です。カッコソウは本来落葉広葉樹林帯の中に自生するものですが移植地は杉林です。将来もここで増え続けられるかどうかは疑問です。つまり違う遺伝子を持つ別のグループとの交配が無ければ種はできないからです。かつては数十か所の自生地があり1万株ものカッコソウがあったと推測されています。それが今や絶滅危惧種A類です。1000株もあった自生地が盗掘で消えてしまったこともあります。将来もこの花が見続けられるかどうかは予断を許さないところです。
2013年05月10日 18:00
今晩は。サクラソウにソックリ
ですね。葉が少しちがうのかしら?
初めてです。
2013年05月10日 18:18
すーちんさん、カッコソウはサクラソウ科サクラソウ属です。葉はオオサクラソウに似ているでしょうか。長くはないです。良く似たシコクカッコソウは山野草店に行けば見ることができます。

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  • 鳴神山のカッコソウを訪ねて。。。♪

    Excerpt: 国内で唯一、桐生市の鳴神山山系にのみ自生する貴重な『カッコソウ』 昨年「国内希少野生動植物種」に指定され、本格的な保護が始まりました。。。 Weblog:   八重咲日本さくらそう racked: 2013-05-14 23:17