サクラソウ開花状況(6)

 昨日からの雨も上がり青空の朝になりました。サクラソウの開花はだいぶ進んできました。でも今年のサクラソウはこれまでになく寂しいものであることが一層はっきりしてきました。今年のサクラソウは不作です。

 「五大州」、認定No070、表白・裏紅白糸覆輪、広桜弁、掴み垂咲きの巨大輪です。明治中期。
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 「紅牡丹」、認定No171、表底白・裏濃紅、広波打ち弁、抱え咲きの大輪です。江戸末期。
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 「金田の夕」、未認定、表白目紫・裏薄紫、深かがり弁、平咲きの中輪です。作出者は山原茂氏です。
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 「春の茜」、認定No309、表桃染出し・裏桃刷毛目、粗かがり弁、浅抱え咲きの大輪です。作出者は宮本米吉氏です。
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 「三田自慢」、認定181、表曙白・裏薄紫、広桜弁、半抱え咲きの大輪です。作出者は伊集院兼知氏です。
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 「玉光梅」、認定No053、表裏紅、丸弁、受咲きの大輪です。江戸後期
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 「若獅子」、表染出し・裏濃桃、かがり弁、花房咲きの中輪です。作出者は一江豊一氏です。
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 サクラソウの品種名について
 現在サクラソウの品種名は約3000種類が知られています。しかしその中には異名同品や同名異品などがあります。また類似花も数多く存在して流通しています。「さくらそう会」の認定品(297まで)については「色分け花図鑑桜草」学研があり同定することが可能です。でも印刷が忠実に色を再現していないので実物とはかなり違った印象を受けます。特に紫色は要注意です。私の場合もラベルを頼りに購入したために違っているものがあり可能な限り同じものに近づけてはいます。しかし未認定品については資料が乏しく同定することが困難です。「本物」に深く拘る人もいますが所詮他のものと区別する1手段でしかないと考えています。神様でもない限り3000種のサクラソウを同定することはできないでしょう。

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この記事へのコメント

2011年05月04日 09:16
長年サクラソウの栽培うぃお続けらえれていても、不作の年があるのですね。
やはり気候条件が一番の原因ですか。

サクラソウの品種が3000種あるのですか。
皆さんの熱意が伝わってきます。
2011年05月04日 15:46
サクラソウの栽培技術は天保時代(1830~43年)に「桜草作伝法」が著され完成期を迎えました。私も読んで参考にしています。それでも昨年の様な気候条件には十分対応できませんでした。猛暑はそれなりに乗り越えたのですがその後の厳寒の対応が不十分でした。
原島徳一氏の調査によれば3000種を越えています。私が栽培しているものは約600種です。でもこれ以上は増やしたくないです。
飛黒391
2011年05月05日 17:54
実生の事でお聞きいたします。花の形が同じで色が違うと新花となるのでしょうか教えてください。
2011年05月08日 23:11
私はどこのさくらそう会にも所属していません。単なる趣味家でサクラソウの専門家でもありませんので詳しくは説明できません。しかし新花として認められるためにはそれなりの理由が必要だと思います。それはこれまでのどの花にも無い特徴を持つことです。さくらそう会に入会しているならば会に持ち込んで審査をしてもらう必要が有ります。これは私の私見ですが何の変哲も無い花を新花として発表することは賛成しかねます。私は自分の実生花に名前を付けて世に出すことは全く考えていません。いずれ全てを処分します。似通った花を出し混乱させたくないからです。それが実生をする者のマナーだと思います。

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